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■ 田中美智子考察

田中美智子、30年目のシンクロニシティ〜ボイストレーニングの謎

　榊みちこ後援会の戸村事務局長は、噂のバリューミュージックに通い、ボイストレーニングなどの歌唱指導を受けています。憧れの榊先生から直接、しかも手取り足取り教えていただける愛のレッスンは、まさに“愚息も大満足”の至福の一時だそうです。

　ところで、このボイストレーニングという名称ですが、意外にも一般名詞ではなく登録商標だということを御存知でしょうか？。つまり権利者に無断で“ボイストレーニング”とか“ボイトレ”、“ヴォイトレ”に“ヴォイストレーニング”といった言葉を商業的に使用することは本来は不可なのです。

　それでは一体、何処の誰が“ボイストレーニング”を商標登録したのでしょうか？

　実は“ボイストレーニング”の権利を持っているのは、我々田中美智子マニアにはお馴染みの人物。歌謡界の大御所にして、田中美智子デビューシングル B面『さようならは私から』の作曲者である大本恭敬先生その人でした。

　これは偶然ではありません。田中美智子〜榊みちこを取り巻く因果なスパイラルワールドが、四半世紀を経た現在、微妙にリンクし始めたのです。


文中敬称略。文責：加藤明典

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